2017-09-16

4.9


いつかこんな日が来ると思っていた。

薄い言葉に乗って私の心は君の元に届いただろうか。
君に厚い言葉をかけることは私にはもう出来ない。

傷ついているからだ。
修復する方に時間と手間がかかるのだ。
もうほとんど修復され、元の形を取り戻そうとしている。

忘れかけていた
忘れる事が出来るのかと感動していた。
でも今日知ったのだ
忘れるという機能もしっかり修復されていた。

あの頃の本当を教えてほしい。
何が本当だったのか、誰も教えてはくれないんだ。
いつか知る時がまた来るならば、その時には君に厚い言葉をかける事が出来るだろう。

幸せな日々だね。



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